村尾選手がパリオリンピック?柔道男子90kg級で銀メダルを獲得しました

写真提供=フォート?キシモト

パリオリンピックの柔道競技5日目が7月31日に行われ、本学柔道部出身で男子90kg級の村尾三四郎選手(体育学部2022年度卒?ジャパンエレベーターサービス)が銀メダルを獲得しました。また、本学柔道部で女子70kg級スペイン代表の角田ロスタント愛選手(体育学部2年次生)は3位決定戦で惜しくも敗れました。

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自身初のオリンピックとなった村尾選手は、初戦となった2回戦でクレン クリストファー?カルジュライド選手(エストニア)と対戦し、試合開始44秒に大外刈りで一本勝ちしました。続く準々決勝ではアラム?グリゴリアン選手(アラブ首長国連邦)に指導3が入り勝利すると、準決勝ではマキシメ ゴエル?ヌギャップ ハンボウ選手(フランス)から技ありを2つ奪って合わせ技一本。東京五輪金メダリストのラシャ?ベカウリ選手(ジョージア)との決勝は、早い技出しから技ありでリードしましたが、同点に追いつかれ、残り4秒に相手の隅返しで合わせ技一本となり敗れました。村尾選手は、「オリンピックの舞台でもやるべきことは変わらない、いつも通りに戦おうという思いで畳に上がりました。どんな状況でも勝つ準備はしてきたので、自信を持って戦いましたが、目指していた金メダルを取れず、試合内容がどうだったかよりも敗れた悔しさが残ります」と語りました。

また、今大会に本学の現役学生として唯一出場した角田ロスタント選手は、2回戦でアンカ?ポガクニック選手(スロベニア)に優勢勝ち。バルバラ?マティッチ選手(クロアチア)との準々決勝は指導2と追い込まれ、果敢に攻め込みましたが、ゴールデンスコア方式の延長戦の末に反則負けしました。日本代表の新添左季選手(自衛隊体育学校)と対戦した敗者復活戦は、序盤から積極的に技を仕掛け、延長戦に入って相手の指導3で勝利。しかし、3位決定戦では東京五輪銀メダリストのミヒャエラ?ポレレス選手(オーストラリア)に一本負けし、メダルには届きませんでした。

皆さまのご声援、ありがとうございました。8月1日には男子100㎏級に本学出身のウルフアロン選手(体育学部2017年度卒?パーク24)が出場します。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

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