ブルガリア?ソフィア大学で10月31日に、本学の創立者?松前重義博士の胸像が設置されました。この胸像はもともと、オーストリア?ウィーンに本学が設置していた松前武道センターの正面玄関に設置していたものです。同センターは2007年に閉所しましたが、本学では同地にbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户ウィーンオフィスを設置し、胸像も管理していました。このたび、2024年度末をもって同オフィスを閉所することとなったため新たな設置場所を探していたところ、松前達郎前総長が評議員を務めていたブルガリアの聖キリル?聖メトディウス国際財団、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户同窓会ブルガリア支部の斡旋があり、ソフィア大学での受け入れが決定しました。ソフィア大学は1888年創立のブルガリアを代表する国立大学で、1971年10月にはソフィア大学から松前重義博士に「長距離通信回線用無装荷ケーブルとその適用する搬送式送信方法」に対して名誉学位が授与されています。
胸像が設置された同大東洋言語文化センター正面入り口で挙行された除幕式は、本学とも縁の深いブルガリア国立ラジオ放送局少年少女合唱団による『建学の歌』の斉唱から開始。ブルガリアのイリアナ?ヨトヴァ副大統領をはじめ、ソフィア大学のゲオルギ?ヴァルチェフ学長、聖キリル?聖メトディウス国際財団のステファン?シュテファノフ理事長、駐ブルガリア日本国特命全権大使の道上尚史閣下らが参列し、本学からは稲津敏行副学長やヨーロッパ学術センターの堀真奈美所長らが出席しました。ヨトヴァ副大統領は、「松前重義博士は、日本とブルガリアの関係発展に多大な貢献をされました。その名はブルガリアの最も偉大な友人の一人として、金文字をもって記されます」と述べられました。
なお同日には、本学とブルガリア?ソフィア大学相互の教育研究活動全般における交流及び連携を推進することを目的とする基本協定を締結しました。今後は、ソフィア大学と本学の間で学生?研究者交換について具体的な条件の検討を進めていきます。当日は、ソフィア大学のヴァルチェフ学長と本学の稲津副学長が協定書に署名。ヴァルチェフ学長からは、本学との広範な交流に期待が示され、稲津副学長は、「まずはできるところから交流を始め、徐々に広げて行きたい」と語りました。
除幕式の様子はブルガリア大統領府のウェブページにも掲載されています
https://m.president.bg/bg/news8045/vitseprezidentat-yotova-uchastva-v-otkrivaneto-na-byust-na-prof-shigeyoshi-matsumae-v-tsentara-za-iztochni-ezitsi-i-kulturi.html
(第35回ブルガリア日本文化の日-ブルガリア国立ラジオ放送局少年少女合唱団コンサートの様子
https://www.youtube.com/watch?v=fNJHmGpqPNI)