語学教育センターでは1月16日に湘南キャンパスで、「2024年度Mリーダー?チャレンジ(MReader Challenge)」の表彰式を実施しました。本センターでは、英語の副読本「グレーデッド?リーダー(Graded Readers=GR)」を多読することで語彙力、読解力を高めてもらおうと、03年度から「グレーデッド?リーダー?プロジェクト」を展開しています。GRは英語を母語としない学習者用のリーディング教材で、本センターの教員が授業の際に貸し出すほか、1号館1階にある「Global AGORA」の「言語学習支援室(L-Navi)」でも利用可能です。14年度にはGR利用者の学習進捗状況を管理する学習支援ウェブサイト「MReader」を導入。各年度に一定量以上のGRを読了した学生を表彰するリーディング?コンテスト「Mリーダー?チャレンジ」を実施して、学生の積極的な英語学習を促しています。
今年度は、湘南、伊勢原、熊本、札幌の各キャンパスから1528名が挑戦。1年間で40冊以上(ベーシックレベル)、または15万語以上のGRを読了した学生54名を表彰しました。表彰式には15名が出席し、読了した冊数や語彙量に応じて上位から「ダイヤモンド」「ゴールド」「シルバー」の各入賞者に、GR委員会のメロディ?エリオット教授が表彰状とオリジナル記念バッジを手渡しました。
2年連続のトップリーダーに輝き、「ダイヤモンド」を受賞した文学部英語文化コミュニケーション学科2年次生の山口純矢さんは、「2年連続での受賞はとてもうれしい。昨年度よりも難しい本を選んで精力的に取り組んできたので、自分でも英語力の上達を実感しています。今後はTOEICや英検にも挑戦してみようと思います」と笑顔で語りました。次点のセカンドリーダーとなり、同じく「ダイヤモンド」を受賞した工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻3年次生の常深正泰さんは、「日常的に英語に触れることを目標に、同期の友人たちと切磋琢磨してきました。今年4月からアメリカで飛行訓練が始まるので、学んだ知識を現地での学習や生活に生かしたい」と話しています。
各賞の読了レベルと受賞者数は以下のとおりです。
ダイヤモンド:60万語以上(2名)
ルビー:45万語以上(0名)
エメラルド:35万語以上(0名)
ゴールド:25万語以上(2名)
シルバー:15万語以上(50名)
ブロンズ:40冊以上(0名)