ボディビル部の沢井選手がIFBB男子ワールドカップ ジュニアメンズボディビル16~23歳部門で準優勝しました

湘南キャンパスで活動するボディビル部の沢井大樹選手(大学院体育学研究科1年次生)が、昨年12月17日に東京都?有明コロシアムで開催された「IFBB男子ワールドカップ」(主催:国際ボディビルディング?フィットネス連盟)の「ジュニアメンズボディビル16~23歳」部門で準優勝しました。同大会は世界最大級のボディビル大会で、日本初開催となった今大会には全クラス合わせて40以上の国と地域から600名をこえる選手がエントリーしました。

付属浦安高校の野球部で投手として活躍した沢井選手は、本学の経営学部に進学。熊本キャンパス硬式野球部で競技を継続しながら、「高校時代から興味があった」という筋力トレーニングにも励んできました。4年次生の秋に野球を引退後、「チームメートが新しい分野に挑戦する姿を見て、刺激を受けた」とボディビル競技に転向し、本格的な筋力強化をスタート。ジムに通うほか講習会への出席を通じてトレーニング方法を学び、体づくりに励んできました。「将来はフィットネス業界で働きたい」と大学院体育学研究科に進学後もトレーニングを続け、昨年8月の日本ジュニア男子ボディビル選手権大会70kg以下170cm以下級で準優勝。ワールドカップへの出場を決めました。自身のSNSでワールドカップ出場について書き込むと、ボディビル部の有賀誠司監督(健康学部教授)の目に止まり、「ぜひ部としてサポートをさせてほしい」と沢井選手に打診。ボディビル部への入部が決まりました。

大会では全身の筋肉のバランス、ポージングなどが審査され、準優勝という好成績を収めました。「初めての国際大会だったので、雰囲気の違いなどに困惑した部分もありましたが、支えてくださった方々のおかげで結果を残せました」と充実した表情で振り返る一方、「同学年の川中健介選手(健康学部2024年度卒)に敗れた悔しさもあります。脚部の細さが課題なので、これから重点的に鍛えたい」と話しました。

1月からは有賀監督の指導の下、ボディビル部でのトレーニングをスタート。昨年9月の全日本学生選手権大会フィジークの部(170cm以下級)で連覇を達成した山田雄里杏選手(健康学部3年次生)との合同練習も行っており、沢井選手は、「一人では限られた重量でのトレーニングが中心になりますが、有賀監督や部員のサポートのおかげで重量を上げて鍛えられています。個人練習とは比べられないほどきついですが、今後の自分自身の成長が楽しみ。来年度は多くの大会で好成績を残したい」と抱負を語っています。