留学生を対象に防災セミナーを実施しました

湘南キャンパスで2025年2月18日(火)に、大規模地震が発生した際の対応等について「留学生防災セミナー」を実施しました。国内各地で地震による大規模災害が発生していることを受けて、学長室総務担当が企画?運営し、学長室国際担当及び総合教育センター連携で実施しました。今回は、国際会館及びL館学生寮の利用留学生及び管理人ら合わせて20名が参加しました。
参加者は、L館の1階実習室に集合し、防災意識の向上に向けた研修を実施。まず学長室(総務担当)の大高康児課長があいさつし、「日本は大小を含め、地震が多い国と言われています。また、地震以外にも台風などの自然災害も多く発生する国です。このような災害はいつ起きるかわからず、「自らの身は自ら守る」という意識とみんなで協力、助け合うといった気持ちをもって行動していただければ」と呼びかけました。

続いて、「防災意識の向上について」と題して講義し、東日本大震災を振り返ると共に、地震が起きた際の身の守り方や避難時の注意点などについて語りました。留学生の中には、地震の経験が全くない人も多いことから、少しでも地震や防災への関心を高めてもらおうと実施しています。
その後、内閣府が作成した都心南部直下でマグネチュード7.3の地震が発生したことをシュミレーションした映像を視聴した後、皆さんが生活している学生寮での地震や火災発生直後の行動について、質疑応答などディスカッションしながらセミナーを終えました。

最後に総合教育センターの近藤竜二課長が講評し、「日本は災害の多い国ですが、素晴らしいところもたくさんあります。少しでも想定外をなくすために、日頃から災害をイメージし、もしもの時の対応を知っておいていただき、引き続き、日本の素晴らしいところをたくさん見て帰っていただければと思います。」と話しました。