湘南キャンパスの硬式野球部が、5月18、19日に越谷市民球場で行われた首都大学野球春季リーグ戦の第7週で筑波大学に連勝。3季連続72回目の優勝を達成し、6月10日(月)から16日(日)まで明治神宮野球場と東京ドームで開催される全日本大学野球選手権大会に2年連続38回目の出場を決めました。
野球部は開幕カードとなった4月6日からの武蔵大学戦で連勝したものの、続く日本体育大学戦は1勝2敗と勝ち点を落としてしまいます。それでも、桜美林大学、帝京大学にそれぞれ連勝して勝ち点を3とし、勝ち点4で首位を走る筑波大との最終戦を迎えました。1回戦は同点で迎えた8回に杉崎成輝選手(体育学部4年次生)のタイムリーで勝ち越し2-1。2回戦は、1回に串畑勇誠選手(同3年次生)、2回に高田誠也選手(同2年次生)、4回に千野啓二郎選手(同4年次生)のタイムリーで着実に得点を重ね、7回には代打?長倉蓮主将(同)の二塁打で2点を追加しました。投げては先発の山﨑伊織選手(同3年次生)が8回を5安打無失点にまとめ、最後は小郷賢人選手(同)が三者凡退に抑え5-0で勝利。筑波大、日体大と勝ち点4で並び勝率の差で上回りました。
試合後には現地で観戦した山田清志学長がベンチを訪れ、「優勝おめでとうございます。しかし、全日本で勝ってこそ真の優勝です。ここからまた頑張ってください」と選手たちを激励。安藤強監督(東海大職員)は、「日体大に敗れてから“絶対一丸”を合言葉に、チームとしてのまとまりを生むよう選手たちを鼓舞しながら立て直してきました。練習の細かい部分から意思統一を図ってきたことで、よく一つにまとまってくれました。昨年の全日本は1回戦で負けてしまったので、もう1度しっかりと引き締めて準備をしていきます」と語り、長倉主将は、「筑波大との2回戦は、今シーズンの中で一番いい内容で勝つことができ、本当にうれしい。しかし目標は大学日本一なので、基礎から徹底して見直し、最後まで走り抜けるように頑張っていきたい」と意気込みました。
全日本の初戦は6月11日(火)、東京ドームの第1試合(9時開始予定)で関西学生野球連盟代表と対戦します。