来年1月2、3日に行われる第97回東京箱根間往復大学駅伝競走に向けて、12月16日に湘南キャンパスで陸上競技部駅伝チームのエントリー選手らによるオンライン記者会見を実施しました。東京?大手町から箱根?芦ノ湖までの往路5区間(107.5キロ)、復路5区間(109.6キロ)の合計10区間(217.1キロ)で優勝を争う同大会。本学は8年連続48回目の出場で2年ぶりの総合優勝を狙います。
例年は、湘南キャンパスの会場に記者を招いて会見を行ってきましたが、今回はbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症拡大の影響に鑑み、事前に質問を受け付けてその回答を配付するとともに、本キャンパス19号館の会場からWEBビデオ会議システム「Zoom」を使って質疑応答を配信しました。
当日は、テレビ局や新聞社などから報道陣約50名が参加。まず、両角速駅伝監督(体育学部教授)があいさつし、「コロナ禍の影響でオンラインでの記者会見となりましたが、皆さまにご理解いただきありがとうございます」と謝辞を述べるとともに「選手たちは順調に調整できています。11月の全日本大学駅伝では、最終区間で逆転されて惜しくも準優勝となりましたが、その中でも学生たちは底力を見せてくれました。黄金世代と呼ばれた昨年度の4年次生が抜けたことで戦力ダウンも懸念されましたが、新戦力も台頭して遜色ない戦力をつくれており、箱根路を走る10選手に不安はありません。高速化した箱根駅伝にしっかり対応し、優勝のゴールテープを切りたい」と力強く語りました。
また、西出仁明ヘッドコーチ(同准教授)は、これまでのトレーニングについて説明し、「コロナ禍で厳しい環境となったが、大学関係者や卒業生などからさまざまな支援をいただいてできた。監督からも選手たちには『感謝と恩返し』と繰り返して説いています。選手たちは、それを箱根での”走り”で表現したいと考えています。私もしっかりとサポートしていきたい」と語り、塩澤稀夕選手(体育学部4年次生)は、「昨年度は復路優勝ながら、総合では準優勝でした。今年度は往路から流れをつくり、往路優勝、総合優勝を目指します。今季は、1年次生に勢いがあり、2年次生や3年次生も主力を担う力がある。駅伝力の高いチームです。4年次生の最後にかける思いも日に日に強くなっています。全員駅伝で頑張ります」と意気込みを語りました。
続いて、両角駅伝監督、西出ヘッドコーチ、塩澤主将をはじめ、エントリー選手全員と小池旭徳主務(文学部4年次生)が順番に記者からの質問に回答。現在のコンディションや、本番で希望する区間など次々と寄せられる質問に、一人ひとりが丁寧に答えました。