湘南キャンパスで9月27日に、2019年度第3回研究推進セミナー「研究機器を使ってみませんか?~共用機器の利用について~」を開催しました。本セミナーは、教職員や学生の日々の業務や研究活動に役立つ情報を提供する場として、研究推進部が2015年度から開催しているものです。文部科学省が「科学技術共通基盤強化促進事業」を展開するなど、大学等の研究機関では研究機器や設備を共用し、効果的な研究成果を創出することが求められています。そこで東京都市大学と本学では、今回のセミナーを両大学間の協定にもとづいた研究機器共用促進、および研究マネジメント人材養成に関する共同SD研修として位置けて開催。本学からは、熊本、湘南、伊勢原キャンパスで利用可能な研究機器とその方法などについて、各キャンパスの職員が紹介し、東京都市大学からは学外から利用できる共用施設について説明いただきました。セミナーの様子は東京都市大学と、本学の湘南、清水、熊本、札幌、伊勢原の各キャンパスに配信され、約120名が参加しました。
開催にあたって本学の稲津敏行副学長が、「文部科学省も実験機器の共同利用を推進していますが、本学では湘南キャンパス17号館の完成時から共同利用施設を設置し積極的な利用を促してきました。近年では機器に依存する研究も増加しており、限られた資源の中で環境を整えるためにも大型機器の共用は大切なことです。東京都市大学とも相互に利用できる環境を整備し、研究がさらに活発になることを期待しています」とあいさつ。その後、両大学の各キャンパスで共同利用施設を管理している職員が講演しました。bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户からは、熊本キャンパスにある機器分析室や画像解析室、湘南キャンパスの技術共同管理室とイメージング研究センター、伊勢原キャンパスの生命科学統合支援センターに設置されている機器の特長や利用方法などを紹介。東京都市大学からは、総合研究所?ナノ科学技術学際研究センターが紹介されました。
講演終了後には、東京都市大学の丸山收副学長補佐があいさつ。「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の皆さんにも本学の施設を積極的に利用してほしいと考えています。両大学の研究交流はスタートした段階。本日のセミナーを、施設利用のみならず互いの研究を含めた次のステップの交流につなげたい」と呼びかけました。