湘南キャンパスの男子バスケットボール部が、4月23日から7月11日にかけて埼玉県?越谷市立総合体育館などで開催された関東大学バスケットボール選手権大会で準優勝しました。
本学は3回戦から出場し、電気通信大学を196-20で下すと、4回戦では明星大学に124-75と大量得点を決めて勝ち上がります。その後も、準々決勝で大東文化大学に71-64、準決勝では筑波大学にも72ー59で勝利し、順当に決勝へと駒を進めました。11日に行われた日本大学との決勝では、序盤から相手センターのコンゴローデイビット選手(1年)の2mをこえた体格を生かした攻撃に押され、前半を25―30で折り返します。後半に入ると、八村亜蓮選手(体育学部4年次生)や松崎裕樹選手(同3年次生)が立て続けに得点を決め、同点に追いつき佐土原遼選手(同4年次生)のゴールで37―36とリードを奪います。しかし、その後は相手の猛攻に逆転を許し、粘りを見せるも57―61で準優勝となりました。
試合後の記者会見で陸川章監督(体育学部教授)は、「まず、新型コロナ禍でも大会を開催していただきました関係者の皆さまに心から感謝しています。決勝戦では、日大の勢いに飲まれてしまいましたが、大会を通じて自分たちの目指すバスケットボールはできていました。接戦で負けてしまったのは監督の責任です。ここからまたチームとしての課題を見つけ、再び頂点を目指してスタートを切ります」とコメント。八村選手は、「決勝ではなかなかシュートが決まらず、精神的にも難しい時間が続きました。もう少し我満強さがあれば、結果も変わっていたと思います。悔しい結果ではありますが、この経験を糧にして最終目標である冬の全日本大学選手権大会優勝に向けて努力を続けていきたい」と語りました。
なお、今大会を通じてチーム司令塔として活躍した河村勇輝選手(体育学部2年次生)がベスト5に、得点源としてゴールを重ねた佐土原選手が敢闘賞に選出されています。