工学部機械工学科の岩森暁教授が10月16日に、オンラインで開催された「アグリビジネス新技術説明会」で講演しました。首都圏で農学系学部を有する私立五大学(玉川?日本?東京農業?明治?東海)では、産官学連携によるアグリビジネス創出を目指して2005年度からセミナー形式の「アグリビジネスフォーラム」を開催しています。10年度からは「アグリビジネス創出フェア」に共同出展し、多くの方に研究成果を紹介。16年度以降は、研究成果の技術移転に向けて、より具体的に歩みを進めることを目指して新技術説明会を開き各大学のシーズを発表しています。bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症拡大の影響により昨年からはオンラインで実施しています。
岩森教授は、「活性酸素による滅菌?殺菌システムの農業分野への応用」と題して講演しました。高分子材料表面の高機能化に向けて開発した活性酸素による低温滅菌?殺菌技術や、材料表面の改質、活性酸素の検出を目視できるセンシング技術などの新技術について解説。従来の技術との比較検証データを用いて有用性を説き、「医療の現場で活用できるよう開発したこれらの技術は、医療以外の様々な分野でも役立つと考えています。企業や学外の研究機関と連携し、農機具の滅菌?殺菌など、農業分野への応用可能性を検証し、実用化に向けた取組みを行っていきたい」と語りました。
当日の発表資料は、新技術説明会ホームページからダウンロードが可能です。
▼JSTアグリビジネス新技術説明会ホームページ
https://shingi.jst.go.jp/list/list_2021/2021_agribiz.html