生物学部海洋生物科学科の学生が11月15日、16日に、小樽市の小樽港第3号ふ頭多目的広場で開催された「第7回小樽しゃこ祭~シーフードマーケッ ト~」(主催:同実行委員会、小樽市漁業協同組合)にボランティアとして参加。「生きているシャコを見てみよう」と題した展示を実施しました。小樽沿岸で 漁獲される「秋しゃこ」は、他の地域で獲れるものに比べ、格別に大きいことで知られており、「小樽しゃこ祭」は、小樽産しゃこのブランド化と知名度の向上 を目的に開催されています。会場では、シャコ浜なべや茹でシャコの実演販売などが行われました。
海洋生物科学科による生態展示?パネル展示では、水槽に生きているシャコを入れた生態展示や小樽のシャコと世界のシャコの違いをまとめた「しゃこのパネル 展示」などを実施。学生たちは、来場者にシャコの背中を触ってもらったり、子ども向けのクイズを出したりしたほか、生態についての質問に答えるなどブース 運営に尽力しました。参加した学生たちは、「来場された方の多くは、生きたシャコを初めて見たという人たち。生きたシャコの色や動き一つひとつに驚き、興 味を持ってもらうとともに、私たちの解説も熱心に聞いていただけました。老若男女問わず多くの方々に感動していただけたと思います」「普段は大学生とい う、教えられる側の私たちが人に伝え、それに興味を持って聞いてくれることにとても喜びを感じました。解説に熱が入りすぎてしまう場面もあったほど。貴重 な体験になりました」と語っていました。
なお同学科では、しゃこ祭りに先立つ11月8日、9日には、同市内のウイングベイ小樽で開かれたプレイベントにも参加。これは小樽商業高校の生徒がシャコ に関するクイズや塗り絵、缶バッジの作成、シャコせんべいの販売などさまざまな企画を行ったもので、学生たちは、石狩湾で獲れたばかりのシャコを水槽で展 示しました。