「生まれて初めて、これだ! と思える何かをつかみました」
と熱をこめて語るのは、文芸創作学科3年次生の竹氏音色(たけうじ?ねいろ)さん。
この春、アメリカ留学から帰国したばかりの彼女は、今も心はアメリカから去りがたく、むこうの友人たちとの交信に余念がありません。昨年8月から8ヵ月間、彼女はニューヨーク州のシラキュース大学に留学しました。シラキュースは、バイデン大統領の母校としても有名な名門大学です。
「むこうでは毎日がお祭りのようで、愉しくて、愉しくて、一度もホームシックにかかりませんでした」
学業の他、キャンパス?コネクトというサークルのイベント?コーディネーターになったり、クアッドボールのクラブに入ったり、ボランティアで小学生の家庭教師をしたり、いろいろな活動を通して、多くの友人知人を得ました。画像の1枚は、親友のレニーさんとアメフトの試合を観戦しに行った折のもの。
「留学していちばん変わったのは、いい意味で、まわりを気にしなくなったことです。空気は読むけど、空気に迎合しない。授業ではもじもじせず、積極的に手をあげて、プレゼンするようになりました」
画像のもう1枚は、大学関係者のまえで、自分の留学生活についてスピーチをした際のもの。このときも怖じることなく、自ら手を挙げて、自分を試すチャンスを逃しませんでした。
将来はビジネス英語とスペイン語を学びなおすため、再度、アメリカに留学したい、とのこと。目下、英語力のさらなるブラッシュアップと、資金作りのためのアルバイトに明け暮れています。