応用化学科が「世界一行きたい科学広場in浦安2023」にブースを出展しました

工学部応用化学科では11月25日に、付属浦安高校?同中等部で開かれた「世界一行きたい科学広場in浦安2023」にブースを出展しました。このイベントは、ものづくりや科学の魅力を発信すること、地域貢献を目的に浦安高が実施してきたもので、今回で10回目の開催となりました。

当日、本学科では2つのブースを展開。「見えない放射線の動きを見てみよう?」では、エタノールやドライアイスなどを用いて霧箱を作り、懐中電灯で照らして、マントル(自然放射線源含有)から出る飛行機雲のような放射線の飛跡を観察しました。「化学の力でカラフル“雪”と“イクラ”を作ろう」では、紙おむつなどで活用されるポリアクリル酸ナトリウムと水を混ぜる「人工雪」と、アルギン酸ナトリウムを乳酸カルシウムにスポイトで垂らす「人工イクラ」を作りました。来場者は、「普段体験できないことばかりで楽しかった」「人工イクラは味がしないゼリーみたいで不思議だった」と感想を話していました。

運営をサポートした寶川佳那さん(工学部4年次生)は、「将来は多くの方に放射線を身近に感じてもらい、興味をもってもらえるような活動する研究者になりたいので、参加した方から“面白かった”“体験できてよかった”と感想をいただけてうれしかったです」とコメント。宍倉享佑さん(工学研究科1年次生)は、「幼いころにものづくりや実験が体験できるイベントに参加したことを思い出し、現代の子どもたちも実験に興味?関心があるのかを知りたくて参加しました。どのような実験結果になるのかと目を輝かせながら取り組む姿を見られてよかった」と話していました。