国際学部のタギザーデ?ヘサーリ?ファルハード准教授が在イラン日本国大使館から表彰されました

国際学部国際学科のタギザーデ?ヘサーリ?ファルハード准教授が9月19日に、イランと日本の相互理解と友好親善に寄与したとして在イラン日本国大使館から表彰されました。タギザーデ准教授は2011年に文部科学省奨学生として来日し、19年にテニュアトラック教員※として本学に着任。イランと日本の研究者とともに経済、金融、エネルギーなどさまざまな分野の共同研究プロジェクトを立ち上げ、その成果は多くの論文誌や書籍などで紹介されています。

大使館で開かれた表彰式では、相川一俊特命全権大使から賞状が授与されました。タギザーデ准教授は、「文部科学省の奨学生として、またbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の教員としてこのような貴重な表彰を受け感激しています。両国間における科学的共同研究の推進に寄与することができ、これまで以上に熱意を持って研究を続けていこうという気持ちになりました。また、このような賞は日本人と外国人の相互理解を深めるために必要なものだと思います」と喜びの気持ちを述べました。また、「私はこれまで母国であるイランや日本など、さまざまな国の研究者と共同研究を計画?実施しており、現在はSDGsやカーボンニュートラル、エネルギーと食料の安全保障、グリーン開発など、日本とイランにとって有益となる研究を進めています。経済学者である私にとって、人々の生活の質を向上させる実用的な研究テーマを選択することはとても重要なことです。今後も自身の研究や学生の教育に従事し、故郷のように大切に思っている両国の社会に貢献したいと考えています」と語っています。

※10年度に文部科学省が公募した科学技術振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進」プログラムにおいて、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户は「国際的研究者を育て得るメンター研究者養成」を提案し採択されました。その後、14年度にはテニュアトラック制度を基本とする若手研究者育成プログラム、16年度からは卓越研究員事業に採択され、本学独自のテニュアトラック制度を展開しています。