「フィールドワークA報告会」を開催しました

健康学部健康マネジメント学科では9月26日に湘南キャンパス5号館で、「フィールドワークA報告会」を開催しました。この授業は、健康を多面的にとらえるために学生がキャンパス近隣地域の問題を発見し、解決の道筋を考察して実践することを目指すものです。春学期は「地域の高齢化や健康課題に挑戦するソーシャルベンチャー」「はだの子ども支援プロジェクト」「プレイパークで遊ぼう!~現代社会における遊びの意義を考える~」「健康バスと伊勢原の健康増進事業」「まちづくりin平塚―持続可能な地域を多角的に考える」のプロジェクトに分かれ、神奈川県内の各地を訪れて実践を通じて学びを深めてきました。今回の報告会は、学生たちが春学期の成果を披露するとともに、秋学期に同授業を履修する学生がこれから取り組む授業における目標を考えることを目的に実施。プロジェクトに協力したNPOや自治体の職員ら「地域パートナー」も多数出席しました。

当日は授業を履修した105名が9つの教室に分かれてそれぞれ発表。1名あたり4分の持ち時間で、活動内容や印象的な出来事、地域の課題、健康な社会の実現に向けてできることなどをそれぞれが作成した資料をもとに語り、聴講者の質問にも答えました。外国につながりのある子どもたちの学習を支援する「はだの子ども支援プロジェクト」に参加した学生は、「わからない問題に対して答えを教えるだけではなく、子どもたちとの会話を通して、力を引き出しながら支援していく必要があると感じました」とコメント。「ソーシャルベンチャー」で深刻な高齢化が進む県内の地域や施設などを見学した学生は、「高齢者施設では納涼祭の手伝いのほか、利用者の誕生祝いにも参加しました。利用者が抱える状況や背景はさまざまですが、皆さんとても明るく、温かい雰囲気が印象的でした。近隣の中高生を招いたイベントやボランティア活動など、地域とのつながりを増やしていくといいのでは」と語りました。

その後は2つの会場に分かれてワークショップを実施。「フィールドワークAでの学びをより広げてみよう?深めていこう」をテーマに振り返り、学生同士や地域パートナーを含めて、話し合いました。

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