「海洋理工学英語B」でJAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう」を見学しました

海洋学部海洋理工学科では2月25日から28日まで静岡キャンパスなどで、ウィンターセッション科目「海洋理工学英語B」を開講しました。海洋に関する法制度や海の安全?環境政策などに関する英語の論文や記事を読み、国際的な視点で海洋政策への理解を深めることを目的としています。昨年度までは静岡キャンパス内での講義を中心に行っていましたが、今回は海洋研究開発機構(JAMSTEC)元理事長で、海洋研究所所長の平朝彦教授の発案で、JAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう」を初めて見学しました。

43名の学生が参加した期間中は、初日と2日目に海洋研究所の大坪新一郎教授による講義を行い、英語の教材を用いてリスニング力とスピーキング力を養いました。3日目の午前中は、静岡県清水港に停泊している「ちきゅう」に乗船。JAMSTEC職員による案内で、海底の地質試料を採取するドリルパイプが立てかけられたやぐらや、試料の観察や計測が行われるラボを見学しました。また、職員からの説明は船内の公用語である英語で行われ、「ちきゅうで働くために必要なことは?」といった今後のキャリアについて質問をする学生も見られました。午後はキャンパスに戻り、平教授が海洋調査?研究の歴史や「ちきゅう」で行われてきた国際研究、海洋政策に関する今後の国際計画を解説。最終日には学生が期間中に学んだことをレポートにまとめて発表しました。参加した学生からは、「清水港に停泊している『ちきゅう』はよく目にしていましたが、内部の設備を見られる貴重な機会になりました」といった感想が聞かれました。

「ちきゅう」の見学に同行した海洋学部の横山由香助教は、「職員の方々に英語で質問できた学生は自信をつけ、言いたかったことが思うように伝えられなかった学生は今後の学習意欲につなげていました。また、海洋技術者や研究者を目指す学生にとっては、実際に仕事の現場を見学して職員の方々と話せたことで、目標に向けて必要なスキルが明確になったようです。集中型の講義やフィールドワークはセッション科目のメリットでもあります。今後も学生の刺激となる授業を提供していきたい」と語っています。