人間環境学科の岩本ゼミが神奈川県松田町の「まつだ産業観光まつり」でブースを出店しました

教養学部人間環境学科の岩本泰教授のゼミでは11月10日に、神奈川県松田町のJR松田駅北口広場周辺で開かれた「第25回まつだ産業観光まつり」でブースを出店しました。本学部では2019年から岩本ゼミを中心に同町と連携したまちづくりプロジェクトを展開しており、シティープロモーションの考案や名産品を用いた新商品の開発などに取り組んでいます。今回は、これらの活動を通して地域振興や活性化をテーマとした卒業研究をしている4年次生5名を中心に、3年次生ゼミ生12名も加わって研究に関する展示紹介や商品販売調査などを行いました。

ブースでは、同町の寄地区で生産された米粉を使ったケーキや、樹木の枝が伸びて道路に飛び出してしまい伐採された支障木から取った精油、茶葉を原料としたクレヨンなどを紹介したほか、寄の自然音(サウンドスケープ)を収録して制作した地球環境教育の教材を紹介。本山博幸町長や、同町と姉妹町の協定を結ぶ千葉県横芝光町の佐藤晴彦町長をはじめ多くの住民らが訪れました。岩本教授は、「地域の資源を活用したさまざまなブースが集まる会場で、町の方々と直接触れ合う機会は学生にとっていい経験になったと思います。今回紹介した研究は、今後本学部内で人間環境学科と芸術学科が連携し多彩なプロジェクトに取り組む学科共有科目『プロジェクト研究』(来年度開講予定)の先行事例の1つでもあり、とりわけ試行年の今年度は、サウンドスケープの収録には芸術学科の檜垣智也准教授にもご指導いただきました。来年度以降も学部の特色を生かしたさまざまな手法で、松田町のまちづくりに楽しく携わっていければと考えています」と話しています。