教養学部人間環境学科自然環境課程を目指す皆さまに向けて、先輩?卒業生からのメッセージです。彼ら、彼女らの具体的な想いや経験談を聞いて、これからの大学生活を思い描くヒントにしてみてください。
2020年度卒業
古川 優花さん
一緒に環境問題を学びませんか
私は海や自然が好きでこの自然環境課程に入学しました。この課程には、座学だけではなく、実際の現場に行き体験できる多くのフィールドワークがあり、とても魅力を感じました。環境問題は未来を担う私たちが考えなくてはならない重要なトピックで、その環境問題に広い視野をもって向き合えるのがこの課程です。入学当初は不安でしたが、一から新しい知識を身につけることができ、とても楽しいです。今では、授業や課題に余裕をもって取り組むことができ、サークルやアルバイトを両立して充実した日々を送っています。
狭い視野から広い視野へ
私が自然環境課程に入学した理由は、小さい頃から海や山に囲まれて自然と触れ合う生活を送っていくうちに、環境問題について強い関心をもったからです。自然環境課程に入学して、先生方の熱心かつ丁寧な講義を受講していくうちに専門的な知識を得ることができ、いかに自分の環境問題に対する知識が乏しく、部分的なものであったかということに気づかされました。卒業するまでに自身がどれほどの幅広い知識を手に入れることができるかが楽しみで仕方なかったです。環境問題はこれからの世界を担っていく私たちにとっては、最も重要で改善しなければならない問題になります。自然環境課程は、このような問題を改善したい方や、自然環境に興味がある方には、うってつけの環境が整っていると思います。
佐賀県庁
山口 真琴さん
2019年度卒業
世界淡水魚園水族館 アクア?トトぎふ
古田 友季さん
2017年度卒業
将来の夢につながる経験ができた
私は自然や生き物に興味があり、将来は水族館で働きたいと考えていたため、学芸員資格の取得もできるこの自然環境課程に入学を決めました。在学中は水生生物の保全を専門とする研究室で、絶滅にひんした水生昆虫の保護増殖に取り組んできました。さらに、行政や企業が主催する水生生物の観察会や出前展示にも積極的に参加し、効果的な自然教育に対しての正しい知識を学び、実践してきました。また、学芸員課程では学芸員の博物館での役割を学び、実習では水族館での飼育業務や教育活動の手法を体験することができました。就職活動においてもこの経験は大きな強みになり、面接では自信をもって話すことができました。皆さんもさまざまな経験を積み、夢に向かって頑張ってください。
環境教育の実践を通して”学ぶ”
自然環境課程では環境教育について、実践を通して学ぶことができます。教員志望であった私は教職科目を履修するとともに経験を積んできました。「教育総合演習」では、教員を目指す仲間とともに落花生についての授業を考え、秦野市内の小学校で実際に授業を行いました。また、4年間の集大成となる「卒業研究」では平塚市内の中学校の地域環境学習の支援を行いながら、外部団体との連携のあり方を研究しました。これらの実践を通して、子どもたちの気づきがいかに重要かということを感じました。さらに、卒業後は大学院に進学し、環境教育の理論と実践の知識を深めることができました。皆さんも、環境教育について考えてみませんか。
神奈川県立高等学校教諭
椿 剛史さん
2017年度bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户大学院人間環境学研究科修了