10月12日(土)のグローカルフェスタで、芸術学科松本奈穂子准教授企画の「世界?音?めぐり 古楽器体験と学生コンサート」が、10号館3階のスタジオ?ソナーレにて今年も開催されました。前半はクラヴィコードとフォルテピアノ奏者の平井千絵先生(東京藝術大学、国立音楽大学非常勤講師)、チェンバロ奏者の上薗未佳先生(洗足学園音楽大学非常勤講師)、オルガン奏者の川越聡子先生(洗足学園音楽大学非常勤講師)のご指導の下、体験レッスンが行われました。
後半の学生コンサートでは、教養学部では初めての試みである、クラシックの器楽演奏と映像とのコラボレーションが行われました。映像は芸術学科瀧健太郎准教授研究室に所属する3人の大学院生たちの手によるものです。事前に演目のイメージを演奏者と共有し、リハーサルを経て演目の主題とリンクさせた映像をスタジオ?ソナーレの壁面と天上に映し出しました。映像で彩られた空間の中で、フォルテピアノで演奏された月光ソナタ(ベートーヴェン作曲)では月が、モダンピアノによるパゴダ(ドビュッシー作曲)では植物の緑と滝などが映し出されました。フルートによるアヴェ?マリア(グノー作曲、パイプ?オルガン伴奏)では映し出された建築物の窓にライブカメラで撮影された演奏者の姿が映しこまれるという手法がとられ、観客の視線をとらえていました。どの学生も映像とのコラボレーションは初めてで、新鮮な感動を覚えていたようです。



映像を指導した瀧准教授は「学生との話し合いから舞台装置のように映像を利用するアイデアが生まれ、3つ楽曲のモチーフや印象に相応しいイメージを即興的に組み上げることができました。」と3つの異なる映像手法の工夫点について語ってくださいました。松本准教授は「演奏と映像のコラボレーションは、瀧准教授のご協力を仰ぎながら、今後も精度を高めつつ様々な演奏会にとりいれ、舞台芸術表現をさらに充実させていきたいと考えています。」と述べました。





