教養学部芸術学科音楽学課程では2月13日に、神奈川県?ひらしん平塚文化芸術ホール大ホールで「2024年度卒業演奏会」を開催しました。本学科は音楽学、美術学、デザイン学の3課程を設置していましたが、本学の改組改編により21年度の入学生を最後に新規募集を停止し、現在は1つの芸術学科として統合しています。今回は、本課程最後の卒業生となる4年次生25名が舞台に立ちました。


当日は、フルートやサクソフォン、ピアノ、ヴァイオリン、エレクトーン、マリンバ、声楽など、一人ひとりが4年間の集大成を披露しました。また、例年は本課程の下級生が受付や舞台運営に協力していましたが、最後の卒業演奏会で人手が足りず、本課程卒業生で大学院芸術学研究科2年次生の戸川竣介さんがステージ?マネージャーを担当。4時間半にわたる演奏会を中心となって運営し、後輩の晴れ舞台に花を添えました。
本課程の沖野成紀教授は、「大学や会場、そして教員や院生、学生のみなさんの協力のもと、無事に開催することができてほっとしています。いつもより多くの卒業生も駆けつけてくれて、終演後には涙ぐむ教員もいました。音楽学課程は今年度で終わりとなりますが、来年度からは芸術学科の学生たちが、音楽と造形芸術を交えた新しい形の発表会を催してくれる予定です。今後も学生たちの学習の成果を見守っていただければ幸いです」と語っています。

