教養学部人間環境学科の岩本泰教授のゼミがこのほど、神奈川県松田町のプロモーション動画を制作。7月10日に松田町生涯学習センターで開かれた「生涯学習センター開館40周年記念事業」の中でお披露目しました。
岩本教授のゼミでは2019年度から同町の「関係人口創出?地域活動育成支援事業」に協力しています。今回は町が持つ魅力を広域的に発信し、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症拡大によって減少した観光人口?関係人口および移住?定住希望者の増加につなげることを目的に依頼を受け、4年次生7名が昨年10月ごろから制作をスタート。河本愛佳さんは、「ほかの市町村が作っている動画を見て構成を考えることから始めました。役場の方々から、子育て支援の充実、自然の豊かさ、さまざまなイベントといった魅力を聞き、3班に分かれて構成を考え、撮影、編集を行いました」と振り返ります。「松田町の子育て支援制度編」を担当した班は、子育て支援センターの職員や小さい子どもの親にインタビューして、実際の声や制度を紹介。「松田のお祭り編」を担当した班はイルミネーション「きらきらフェスタ」や桜並木、「松田町寄ロウバイ園」の映像に現地を訪れた学生の感想をテロップで伝え、「Re松田町編」と題した班はドローンによる空撮をメーンに豊かな自然の姿をまとめました。
地域住民らが多数参加した記念事業当日は、町ふるさと大使で俳優の山崎一氏(工学部卒)が出演した映画『ケアニン』の上映に続いて、「学生からのメッセージ編」も含めた4本の動画をお披露目しました。その後、山崎氏と本山博幸町長(工学部卒)、ゼミ代表として山口恵李奈さん、松田小学校に通う児童3人によるトークセッションも実施。山口さんから動画の感想を尋ねられた山崎氏は、「“本当に松田町?”と思う映像がたくさんあって、出身者としてとてもうれしいです。ロウバイ園など行ったことがない場所もあったので、ぜひ訪れてみたい」とコメント。その後は映画の感想や山崎氏が俳優になったきっかけ、町の印象などを語り合い、最後に山口さんは、「千葉出身の私にとって、それまでかかわりのなかった松田町を訪れ、動画を制作したことで、四季折々の素敵な景色をたくさん知ることができ、とても感動しました。町のよさをもっと広めていきたい」とまとめました。
学生たちが制作した動画は松田町のホームページ(https://town.matsuda.kanagawa.jp/site/teiju-syoushi/)で公開されています。橋本つくしさんは、「どのタイミングでテロップを入れるのか、映像だけで伝えたほうがいいのかなど細部までこだわりました。動画を通して松田町のよさを多くの人に知ってほしい」と話しています。