教養学部芸術学科デザイン学課程の学生が中心となって活動しているbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户チャレンジセンターのユニークプロジェクト「TOKAI DESIGN PROJECT」が、10月25日から11月3日まで明治神宮外苑絵画館前で開かれた「TOKYO DESIGNERS WEEK2014(東京デザイナーズウィーク2014)」に作品を出展。期間中には作品出展者らによるワークショップも行われ、本プロジェクトは10月 26日に木と触れ合う木くずワークショップ「どうぶつつくろ!!」を実施しました。東京デザイナーズウィークは29年目を迎える国際的なクリエイティブイ ベントで、建築やインテリア、グラフィックやアートなど、優れた生活デザインとアートが世界中から集まるものです。デザイン、アート、音楽、ファッション の4本の柱で展開する「CREATIVE fes」をテーマに、企業やブランド、学校、大使館などが展示やライブイベントを実施しました。
本プロジェクトの作品タイトルは「Sign Design Object『NOを伝える』」です。木材で作った「N」と「O」の文字を重ねて「禁止マーク」を表現しました。NとOの間は人が通れるようになってお り、目で見るだけでなくポーズをとって写真を撮ることもできる体験型の作品になっています。今回の制作には、1年次生から4年次生まで約30名が参加。中 心となって活動した小澤拓弥さん(芸術学科デザイン学課程3年次生)は、「5月ごろから作業を始めましたが、デザインが決まったのは9月ごろ。”コミュニ ケーション”というテーマと、体験型の作品にするということはすぐに決まったのですが、30名いれば30通りの案が出るので1つの作品にまとめるのは難し かった」と振り返ります。けがをしないように構造を工夫しながら、約1カ月かけて作品を完成させました。参加した学生たちは、「微妙なズレでパーツがはま らなかったり、図案通りにいかなかったりすることもありましたが、毎年皆で協力して1つの大きな作品を作れることはとても楽しいです。会場では多くの人が 立ち止まって写真を撮ってくれました」と話しています。
また、今回初めて参加したワークショップでは、木くずを使って動物を作る企画を実施しました。指導に当たった学生たちは、「寄木細工やこけしの木くずは丸 かったり、細長かったり、いろいろな形があります。参加者には木くずを選んで思い思いの動物を作ってもらったのですが、子どもたちより大人や海外からの旅 行客の方々が真剣になって楽しんでくれていました。機会があればまたやってみたい」と語りました。