教養学部芸術学科デザイン学課程の学生と芸術学研究科の大学院生10名が7月19日、SOHUMプログラム「湘南地域創造ブランドプロジェクト」にかかわ る見学会およびフィールド?サーベイを実施しました。当日は小雨の振る中、小型バスであらかじめ計画した4カ所の目的地を順次回りました。
はじめに訪れたのは、小田原銀座通り商店街。ゼミナールの授業で5名の学生が春学期に制作した「おだわらコワかわ提灯」(小田原提灯の畳める構造を利用し た商店街の特定店舗オリジナルのお化け提灯)が展示されているイベントを見学しました。学生たちは担当したお店のオーナーの方々と初めて顔を合わせ、自ら 制作した作品が店頭に飾られている様子を確認しました。このプロジェクトは過去3年間、継続的に実施しており、商店街に展示される作品は全20点にも及び ます。同行した大学院生が制作に携わった作品も展示され、当時を懐かしむ姿もありました。その後バスは平塚市の高浜海岸や湘南平を巡回。今年10月ごろに 予定している、JR東海道線平塚駅に隣接する商業施設「ラスカ平塚」内にある産学連携ギャラリー「TOKAI UNIVERSITY×LUSCA HIRATSUKA ART GALLERY」の第2弾となる展示作品の写真撮影?取材も行いました。
最後に、海岸沿いにオープンした「平塚漁港の食堂」を訪れました。地元産の魚を食べてもらいたいと平塚市漁業協同組合が独自に出店したレストランで、参加 者全員でおいしい食事に舌鼓を打ちました。この食堂は、平塚漁業PRキャラクター「ひらつかタマ三郎」のプロモーション活動の拠点となる施設であり、学生 たちは秋学期の授業の一環でその活動にかかわるため、地元産の魚の新鮮さや美味しさを再確認するとともに、今後に向けて気持ちを新たにしていました。