デザイン学課程の卒業生が華道展のポスターをデザインしました

教養学部芸術学科デザイン学課程を2014年度に卒業した秋山海さんが、5月13日から18日まで湘南キャンパス17号館のネクサスホールで開催された「第66回神奈川県華道展」のポスターをデザインしました。今回初めて湘南キャンパスが会場になったことを受け、約1年前に主催の平塚華道協会から本課程に協力依頼があり、グラフィックデザインコースの授業を履修していた学生10名が作品を制作。同協会の担当者らにプレゼンテーションし、秋山さんの作品が選ばれました。この作品は、会場で配布されたパンフレットなどにも使用されています。

秋山さんは、「神奈川県の県花であるヤマユリを使用してほしいとの依頼でした。華道は花で空間を彩るイメージだったので、ヤマユリが際立つように、背景にこだわりました」と話します。パソコンのスキルやデザインは大学に入ってから勉強したといい、「授業で学んできたことを生かせたと思います。文字の位置や間隔などを決めるのもとても難しく試行錯誤の連続だったので、評価していただけてうれしいです。大学を卒業した今はデザイン関係の仕事をしているので、いつかまたこうやって自分の作品を世に送り出したい」と目標を語っています。

華道展の会場入り口では、文化部連合会「美術研究会」が制作した花器に同協会の会員が生けた花や、学生たちの絵なども並びました。連日多くの学生や教職員、地域住民らが訪れ、ネクサスホールに展示された100点以上の作品を楽しんでいました。

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