勝田 悟 教授
かつだ さとる
所属 教養学部 人間環境学科
学位
修士(法学)
研究分野
PRTR制度及びSDS制度の有効性/環境情報公開制度のあり方/製造物の環境責任/核開発と環境責任
キーワード
#環境政策 #環境戦略 #環境法 #環境化学 #環境学 #ESG #PRI
限られた時間の中で、最小なものから最大を創造する
環境効率の向上
人の欲望は無限ですが、資源は有限です。限られた資源をいかに有効に使うか計画しなければならなくなっています。最小の努力で最大の成果を、最小のもので最大のサービスを得ることで環境効率は向上します。Reuse、Recycleは、Reduceを目的としています。さまざまな手法が既に検討され、次々と新たな研究が進められています。制度面から環境保全を進めるための合理的な方法を研究しています。
ESG経営
人類はこれまで鉱害、公害、地球環境破壊と、自らの持続可能性を低下させてきています。自然科学の知見が乏しかったことから当初は被害と原因の因果関係が不明でたたりなど超自然現象と信じられてきた時代もあります。しかし、現在は自然科学の面から解明が進み、社会科学面での防止、改善策が考えられ、予防も研究されています。このような状況から環境、社会、ガバナンスの面から企業経営のあり方が考え直されています。金融面からの評価の必要性も高まり、企業経営の重要な視点になってきています。企業における将来のあるべき価値判断を検討しています。
勝田先生が注力しているSDGs
人間環境学科に興味がある受験生へ
地球環境は、人の活動で急激に変化し、人類の存在も危うくしています。しかし、あまりにも急激な変化のため、人の価値観の変化が追いついていない状況です。環境保全を基礎から学習し、社会で活躍できる知識を身につけてください。
本研究内容に関心がある外部の方へ
環境破壊は、人の活動全てに被害を及ぼしています。CDPによる評価、GRI及びTCFD、TNFD等に準じた情報公開、財務に関しても排出権クレジットの取引、ESG投資、さまざまな商品の環境認証などが次々と策定され国内外で注目されています。環境戦略は、企業の経営戦略に無くてはならないものとなっています。