ACOTがETロボコンのチャンピオンシップ大会に出場しました

ACOTがETロボコンのチャンピオンシップ大会に出場しました

熊本キャンパスの学生によるチャレンジセンター「先端技術コミュニティACOT」が11月19、20日に、パシフィコ横浜で開催された「ETロボコン2014 チャンピオンシップ大会」(主催:一般社団法人組込みシステム技術協会)に出場しました。ETロボコンは、コース上のラインを読み取り、自動で走行する2輪ロボットのプログラミング技術を競うことなどを目的に毎年行われています。チーム「東海ど~かい!?」として出場したメンバーは、コースに特設したパフォーマンスステージでのアイデアやロボットによる動作の完成度が審査されるアーキテクト部門で、全国の予選を勝ち上がった10チームと日本一を争いました。

ACOTが今回製作したロボットは、スペースシャトルをイメージしたもの。今年9月の熊本地区予選から改良し、ボディをより細くスマートにし、デザインを重視したマシンに仕上げました。このロボットは、コースに配置した色を読み取り、その色に応じて音を出すことで「きらきら星」を演奏します。予選では、ゴールで月をイメージしたガジェットに旗を立てるパフォーマンスを披露しましたが、本戦ではゴールに宇宙エレベーターをモチーフにしたガジェットを設置。そこに機体が触れることで月に向かってエレベーターが上昇し、到着すると旗が立つ仕組みを新たに加えました。

本番では、マシンが傾いてしまうアクシデントが発生し、コース中心から外れて走行したため、ゴールに用意していた”宇宙エレベーター”によるパフォーマンスは実現せず、総合9位の成績となりました。チームリーダーの堀文哉さん(基盤工学部2年次生)は、「悔しいという気持ちが強いです。しかし、全国のレベルを知ることができ、斬新なアイデアのパフォーマンスも間近で見ることができました。チームのメンバーはまだ1、2年生で、これからまだチャンスがあります。今回の反省を生かし、来年に向けてじっくりアイデアを練って次こそは日本一を目指します」と力強く話しました。

ACOTがETロボコンのチャンピオンシップ大会に出場しました