情報通信学部情報通信学科では4月19日に、本学科の開講科目「情報通信産業論」で卒業生による講演を行いました。今回は、2016年度に情報通信学部を卒業(2018年度に情報通信学研究科を修了)し、大手通信会社でシステムエンジニアとして活躍している織田桂史氏を講師として招きました。
指導教員でもあった高山佳久教授より紹介されて登壇した織田氏は、簡単に自己紹介をした後に、学生時代の話題で会場の緊張感を解きました。その後、企業概要や取り組みについて紹介されました。
各紹介に続き、織田氏は、「5年後、10年後の情報産業では、どのようなことが盛んに行われるのかを大手通信会社の取り組みや業務から予想を立てながら聞いてみてください」と学生たちに投げかけ、情報社会と社会インフラの関係性を理解することをテーマに講演されました。学生たちは自分たちが学んでいることが、「どのようなスキルに紐づいているか」、「どのように生かされるのか」、「どのような仕事ができるようになるか」等を知る機会にもなり、メモをとりながら真剣に話を聞く姿が見られました。
講演の最後には質疑応答の時間が設けられ、学生たちは講演内容や最近のトピックス、就職活動等の様々な質問を投げかけていました。織田氏は全ての質問に丁寧に回答され、熱心な学生の期待にも応えていました。