小村准教授の研究室がエコプロダクツ2015にブースを出展しました

情報通信学部経営システム工学科の小村和彦准教授の研究室は、12月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2015」(主催:一般社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社)にブースを出展しました。この催しは、環境関連ビジネスの創出や技術開発、自然と共生できる暮らし方の提案などを目的に、毎年開催されている日本最大級の環境展示会です。17回目となる今回は、「わたしが選ぶクールな未来」をテーマに、大学や企業、研究機関など約700団体が参加しました。

昨年に続いての出展となった小村研究室は、研究室の学生が研究成果をパネル展示してその内容を説明していました。また,To-Collaboプログラムの地域志向教育研究経費採択課題「世代を超えた知の共有と育成を目指した地域連動型教育プログラムの構築」の一環として実施した、太陽光発電とICTを活用して効率的に野菜を育てる水耕栽培の取り組みの成果も併せて報告。その水耕栽培で収穫されたインゲン豆を箸でつまんで皿から皿に移動させるゲームや環境クイズを実施し、小中学生を中心に多くの参加者から注目を集めていました。

学生たちは、「多くの来場者の皆さんに足を留めていただき、研究内容に耳を傾けていただきました。また、子どもたちにも興味をもってもらえるように、簡単なゲームを用意しました。多くの方々から、日ごろの研究や水耕栽培の方法についての質問がありました。なるべく専門用語を使わずに説明したつもりでしたが、低学年のお子さんには難しい部分もあり、もっと工夫が必要だと感じました」と話していました。

小村准教授は、「幅広い年齢層の方たちに環境マネジメントに関する研究内容を知ってもらうとともに、これまでの取り組みを周知することができたと考えています。また、この展示会は児童や生徒の来場が多いので、学生たち自身で企画したゲームやクイズも好評でうれしい限りです。このような経験を通じて、学生たちもさらに自信を持ってもらいたいと思っています」と語りました。

なお、この催しには教養学部自然環境課程も出展し、これまで実施してきたセミナーや講座、実習の成果などを紹介しました。

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