広報メディア学科の学生が「ACジャパン広告学生賞」で好成績を残しました

学生が制作した優れた公共広告を選ぶ第16回「ACジャパン広告学生賞」(主催:公益社団法人ACジャパン)の入賞作品が3月16日に発表され、テレビCM部門で文学部広報メディア学科の山下万里奈さん(3年次生?指導教員=谷岡理香教授)が優秀賞を受賞、新聞広告部門で米倉穂奈美さん(同4年次生?指導教員=小泉眞人教授)が奨励賞を受賞しました。このコンテストは若い世代に公共広告や社会への理解を深めてもらおうと2005年度から実施されています。今年度はテレビCM部門に36大学から283作品、新聞広告部門には29大学から497作品が出品され、学生ならではの自由な視点や発想などを審査のポイントとしてテレビCM部門では27作品、新聞広告部門では25作品が入賞作品に選ばれました。

テレビCM部門で優秀賞を受賞した山下さんは本学科開講科目「CM制作」の一環で、外国人とのコミュニケーションをテーマにした「まずは、あいさつから。」を制作しました。山下さんは、本学の留学生や地域で生活する外国人に向けた日本語教育に取り組むサークル「FACE」でも活動しており、「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户には多くの留学生が在籍していますが、周りの日本人学生がコミュニケーションをとるには勇気がいるのではないかと感じていました。社会全体を見ても、外国人の方に対して同じ思いを持つ人が多いと思い、『あいさつから一歩目を踏み出そう』というメッセージを込めました」と語ります。タブレット端末でイラストを描き、各国のあいさつを紹介する今回の作品について、「実際に映像作品を制作するのは初めてだったので、完成したときには大きな達成感がありました。受賞できたことで、さらに映像制作に興味が湧きました」と話していました。

新聞広告部門で奨励賞に選ばれた米倉さんは、小泉教授のゼミナールの活動で本コンペティションに参加しました。小泉ゼミでは毎年テレビCM部門に参加してきましたが、「映像制作にももちろん興味はありましたが、イラストのデザインにも興味があったので新聞広告部門にエントリーしました」と米倉さん。振込詐欺やオレオレ詐欺といった特殊詐欺への注意喚起を促そうと「本当に本物?」をテーマにキツネやタヌキの尾が生えた警察官や営業マンなどをデザインしました。受賞について米倉さんは、「受賞できて本当にうれしい。指導してくださった小泉先生やゼミの仲間たちに感謝しています。この経験を生かして社会人になっても活躍したい」と語っていました。

※学年は当時