文化社会学部と文学部による海外研修の報告会を合同で実施しました

文化社会学部と文学部では10月25日湘南キャンパスで、今夏に学生がアメリカ合衆国および北欧(デンマーク?ノルウェー)を訪問した研修の報告会を2学部3学科合同で実施しました。各学科の学生たちの学びの成果を、アメリカや北欧の自然?文化?社会に興味がある方や、今後研修への参加を考えている学生らに幅広く伝えようと企画したものです。
※海外研修の授業名は、歴史学科西洋史専攻とヨーロッパ?アメリカ学科共同開講「ヨーロッパ?アメリカ実地研修」、北欧学科「北欧現地研修」となります。(2023年度時点。授業名は変更する場合がございます。ご了承下さい。)

文化社会学部ヨーロッパ?アメリカ学科と文学部歴史学科西洋史専攻の学生26名は、9月1日から11日までの11日間、アメリカ合衆国のサンフランシスコ、ヨセミテ国立公園、ポートランドで実地研修を行いました。報告会ではまずヨーロッパ?アメリカ学科の丸山雄生准教授が西海岸の都市と自然を訪問した研修の狙いと中身を説明。続いてグループごとに登壇し、自由行動での経験を発表しました。学生たちはアートやスポーツLGBTQなどの多様性、ローカルでユニークな文化に触れた様子などをそれぞれに振り返り、「異文化理解の機会も多く、現地でしかわからない社会情勢など深い学びができました。今回の研修の成果を生かしていきたい」と今後への意気込みを語りました。

続いて北欧学科の柴山由理子講師が、学生5名と8月30日から9月11日までの13日間にわたってノルウェー(オスロ、西ノルウェーフィヨルド群、ベルゲン)、デンマーク(コペンハーゲン、ロスキレ、オーデンセ)にて実施した研修の様子を紹介。参加学生たちは、研修の狙いや春学期に行った現地研修事前演習の授業での様子を紹介した上で、公共建築物に福祉国家としての機能性が見られたことや、古い街並みと現代的建築物が融合していることなどの魅力を報告しました。また、フィヨルドで触れた自然環境や、各地の教会、アンデルセン博物館などを見学した感想、オスロ大学、ベルゲン大学、コペンハーゲン大学、望星国民高等学校など現地の教育?研究機関を訪問した成果を語り、「11月1日から3日までの建学祭で、現地研修の様子を紹介する写真展を開くので多くの方に研修の成果を見てもらいたい」と話しました。

後半は再びヨーロッパ?アメリカ学科の学生による報告にもどり、それぞれが研修の成果を報告しました。