bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户では6月4日に静岡市のホテルアソシア静岡で、本学が2022年度に実施を構想している全学的な改組改編ならびに静岡キャンパスの新学部設置等を説明する記者会見を実施しました。本学は、建学80周年にあたる22年度に「日本まるごと学び改革実行プロジェクト」と題した改組改編を行い、現行の19学部75学科?専攻?課程の教育?研究体制から23学部62学科?専攻に移行する予定です。なかでも建学の地?静岡では、1962年から清水キャンパスに海洋学部を設置して海洋人材の育成に取り組んできましたが、今回の改組改編では同キャンパスへ新たに「人文学部人文学科」(設置届出中)を設置することで、2学部体制に再編。海洋学部の学科編成も海洋理工学科 海洋理工学専攻(設置届出中)、同航海学専攻(設置届出中)、水産学科、海洋生物学科に再編成し、キャンパスの名称も「静岡キャンパス」へと改称します。
改組改編の狙いと概要、および新設の人文学部と海洋学部の特徴や新たな教育?研究体制等について広く説明の機会とすることを目的とした記者会見では、静岡県内の新聞社やテレビ局など12社の報道陣を前に山田清志学長、山田吉彦静岡キャンパス長、海洋学部の齋藤寛学部長、人文学部学部長に就任を予定している川﨑一平教授が登壇。まず、山田学長が、本学における22年度の全学的な改組改編構想について説明し、「全国に広がる5つのキャンパスを軸に、それぞれで改革計画を進行しています。静岡キャンパスにおいても、地元に根付いたローカルな側面を持ちながら、全国型の大学である本学の特徴を生かした教育?研究活動を展開していきます」と語りました。さらに、8号館にパシフィックビュープラザとして、駿河湾と富士山を眺めながら食事やゼミができ、地域の人も使用可能な多目的スペースを新設する計画についても触れ、「潮騒の音を聞きながら勉強できる空間をつくっていく」と展望を語りました。
続いて、山田静岡キャンパス長が新設する人文学部の概要と海洋学部の新たな教育?研究体制について紹介。「人文と海洋の2学部は連携し、『駿河湾』をテーマに静岡について学ぶ科目などを展開することで、地元の知識を身に付けてからそれぞれの専門に入ります。人文学部では、単に人文学的な分野にとどまらず社会科学的な学びに加えて、“地域を考える”を横軸にした幅広い教育を行う。潮の香りのする人文学部で静岡に貢献できるグローバルな視野を持つ人材の育成を目指します。また、学科構成を変更する海洋学部では、細かい学科分けから横のつながりを重視した学科編成とし、東南海地震、津波にも対応できるよう海洋建設土木などに関する科目も発展的に見直します」と話しました。
記者会見終了後には、県内の高校教員向けに新体制の説明会、個別相談も同会場で実施。山田学長のあいさつ、山田キャンパス長による説明に続いて、川﨑教授と齋藤学部長が新体制における詳細な授業内容や研究活動について熱弁を振るいました。