医学部付属病院が、神奈川県?江の島ヨットハーバーで開催された東京オリンピックのセーリング競技に協力。大会組織委員会の依頼を受けて、選手村分村として約500名が宿泊した大磯プリンスホテル内に医務室を設置し、延べ100名をこえる医師?看護師らが7月13日から8月7日まで選手や役員らの医療サポートに取り組みました。
期間中は、医学部付属病院の渡辺雅彦病院長(医学部医学科外科学系整形外科学教授)を筆頭に、本病院と医学部付属大磯病院の整形外科、救命救急科、総合内科に所属する医師と看護師各1名が、午前6時から正午までと午後5時から11時までの間、交代で勤務し、爪割れや擦過傷、不眠、胃痛、目の充血など、さまざまな患者の診療に当たりました。
責任医師を務めた酒井大輔准教授(医学部医学科外科学系整形外科学)は、「異国の慣れない環境の中でbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症などへの不安をかかえている選手たちが、安心して滞在し、競技に集中できるよう配慮しました。新型コロナ陽性者の濃厚接触者が複数名入村した際には緊張しましたが、高い技術と意識を持つスタッフが素晴らしいチームワークで冷静かつ適切に対応し、責任者として誇らしく感じました。多くの医療従事者や事務職員の協力により、大過なく閉村できました。尽力してくれた皆さんに感謝します」語りました。なお、付属大磯病院は同期間、選手らを受け入れる「大会指定病院」としても協力しました。