医学部付属八王子病院では11月20日に八王子市内で「医療連携の会」を初めて開催しました。東京都八王子市と町田市、日野市、多摩市、稲城市にわたる南多摩保健医療圏の医師らとの連携を深めようと開いたものです。当日は、圏内の病院やクリニックの医師や看護師、福祉担当者ら約90名と本病院の医療職者ら約60名が参加しました。
はじめに小林義典病院長が登壇。本病院の歩みや将来展望を紹介し、「地域医療支援病院として圏内の医療施設や住民の皆さんの期待に応えられるよう努力してまいります」とあいさつしました。続いて、学校法人bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户元理事の幕内博康顧問が、「医療連携の強化に向けて親交を深めてください」と述べました。
講演では野川茂副院長(患者支援センター長)が、「医療連携の現状」をテーマに本病院の概要について説明。患者支援センターの役割や講演会?研修会といった地域貢献事業、在宅医療との連携事例などを紹介し、「先進医療の充実に努め、救急医療や災害医療に貢献するとともに、南多摩保健医療圏内で唯一の難病医療協力病院として在宅往診医との連携を強化していきます」と語りました。
その後、山田俊介副院長の司会で2018年度と19年度に教授に就任した7名が経歴や専門分野を自己紹介し、向井正哉副院長が各診療科の医長を紹介。最後に圏内各医師会の代表者を紹介しました。終了後は会場を移して懇親会を実施し、地域の医師らと親睦を深めました。懇親会では伊藤由美子看護部長が、「医療連携への取り組みについて」と題したプレゼンテーションも行いました。