体育学部スポーツ?レジャーマネジメント学科の学生が11月13日に平塚市内各所で、「市長と語ろう!ほっとミーティング」の事前学習(まち歩き)に取り組みました。ほっとミーティングは、湘南キャンパスのある平塚市の落合克宏市長から「若い人の意見を政治に反映したい」という要望を受け、本学の地域連携センターが協力して2016年度から実施しているものです。今年度は本学科の伊藤栄治教授と秋吉遼子特任助教のゼミナールに所属する3年次生13名が参加しています。平塚市には東京五輪の開催に合わせてリトアニアの選手団が滞在することから、「2020年東京オリンピック?パラリンピックの開催に合わせて平塚を盛り上げよう」をテーマに設定。今回は市長に対する企画の提案に向けて、市内の観光名所や競技場などを巡るフィールドワークを行いました。
当日は、最初に平塚市役所を訪問し、秘書広報課シティプロモーション担当、オリンピック?パラリンピック推進課、商業観光課の各課担当者とのミーティングを実施。リトアニア選手団の事前キャンプの予定や市民へのアプローチなど、学生の質問をもとに現状の取り組みと今後の課題を確認しました。その後は市の職員の案内で、平塚市美術館や「湘南よさこい祭り」の会場として活用されている見附台広場、ビーチスポーツの設備が整う湘南ひらつかビーチセンターを見学したほか、野球場やサッカー場、体育館やプールなど市の運動施設が集まる平塚市総合公園を訪れ、プロのスポーツチームから地域住民まで利用できる各施設について、学生が市の職員に質問しながら見て周りました。
伊藤ゼミ所属で平塚市出身の相澤さやかさんは、「平塚市に生まれ育った自分でも、知らない施設や観光名所がたくさんあり驚きました。今年10月に実施されたリトアニア選手団の事前キャンプでは、地域の子どもたちとの交流も行われたそうなので、選手団の協力を得たスポーツ教育の企画も現実味があると思いました。せっかくの機会なので、一過性で終わることなく五輪終了後も継続していけるような内容にしたい」と意気込んでいます。
なお、学生が市長に向けてプレゼンテーションを行う「市長と語ろう!ほっとミーティング」は12月18日に平塚市役所で行われる予定です。