自分の体臭が周囲の人たちにアレルギー様症状を引き起こすと訴える人たちがいます。このような現象?症状はPATM(People Allergic To Me)と呼ばれ、科学的?医学的に全く解明されていません。感覚機能研究部門の関根嘉香教授のグループは、PATMに化学物質に対する代謝能や酸化ストレスが関与していることを世界で初めて突き止め、Scientific Reports誌に論文を発表しました。
この論文では、PATMを主訴する人たちの皮膚ガスを測定し、皮膚ガス組成に共通の特徴があることを明らかにしています。
https://www.nature.com/articles/s41598-023-36615-1