観光学部の西山紗和さんがカリフォルニア大学(UCR)&ウォルト?ディズニーワールド留学研修プログラムに参加します

観光学部の西山紗和さん(2年次生)が、2025年6月下旬から翌年1月まで実施されるアメリカ?カリフォルニア大学(UCR)&ディズニーワールド留学研修プログラムの選抜試験に合格しました。この研修は理論と実践の両面からホスピタリティ?ツーリズム分野のマネジメントを学ぶことを目的に、カリフォルニア州立大学リバーサイド校(UCR)がウォルト?ディズニー社と連携して実施している海外大学生用の留学研修プログラムです。参加学生はUCRの単位を取得でき、本学部の単位として換算されます。本学部からは、2023年に6名の学生が参加しました。

西山さんは、オンラインによる厳しい英語試験や志望動機を書いた英作文などの審査を経て、UCRとディズニー社の担当者による二次選考に進み、見事に合格。「出願の締め切りが急に1カ月も早まり、パソコンのカメラから目を反らさず短時間で的確な回答をブラインドタッチでタイピングすることに注力し、練習問題をひたすらこなして試験に臨みました。合格の知らせが届いたのは受験からひと月ほど経った真夜中。もうダメかと思っていたので、とてもうれしかったです」と振り返ります。

西山さんはスペイン語も得意で、1年次生のときに「全国スペイン語弁論大会」で準優勝しています(/news-campus/792301/)。今回の研修に参加するにあたり、「海外に行くのもひとり暮らしもこの研修が初めての体験なので、この機会に内気な性格を直したい(笑)。出発までにさらに英語力を磨き、アクシデントにも対応できるアドリブ力も身に付けたいと考えています。世界中から多様な人が集まる場所で、英語だけではなくスペイン語でもコミュニケーションを楽しみたい」と胸を弾ませています。「将来の夢は、観光学部での学びを生かして地域創生やまちづくりに関わること」という西山さん。「そのためにも、今回の研修ではディズニーならではホスピタリティと共に、人の引き込み方や考え抜かれたアトラクションの配置、世界観づくりといったシステマチックな仕組みについても学びます」と話しました。

西山さんを指導する山口有実子教授は、「この研修は世界的にも認知度と人気が高まり、年々、難易度が高くなっています。西山さんの合格は快挙で、これから出発までの間にさらに英語とスペイン語に磨きをかけ、万全の態勢で臨んでほしい」と話しています。