パリオリンピックの柔道男子73kg級が7月29日に行われ、本学柔道部出身の橋本壮市選手(体育学部2013年度卒?パーク24)が銅メダルを獲得しました。
日本柔道男子史上最年長となる32歳で初めての五輪に臨んだ橋本選手は、初戦の2回戦でマーク?ハリストフ選手(ブルガリア)と対戦。試合開始わずか10秒で、得意の袖釣り込み腰を決めて技ありを奪うと、その後も相手の動きを封じて優勢勝ちを収めました。しかし、準々決勝ではジョアン ベンジャミン?ギャバ選手(フランス)に反則負けを喫します。敗者復活戦では、対戦したエルデネバヤル?バトザヤ選手(モンゴル)が、投げ技を放つ際に頭から突っ込み額や頭の横側が接地する「ヘッドダイビング」の反則を犯したため、3位決定戦進出となりました。銅メダルを懸けた一戦は、アキル?ジャコバ選手(コソボ)に開始10秒に一本背負いで技ありを奪うと、その後も粘り強い柔道で相手にポイントを許さず勝利を決めました。
橋本選手は、「金メダルには手が届きませんでしたが、自分の柔道人生に悔いだけは残さないように戦いました。たくさんの人が会場に応援に来てくれたので、手ぶらで帰るわけにはいきませんでした。声援を力に苦しい場面でもしのぎ切れてよかった」と笑顔で語りました。
皆さまのご声援、ありがとうございました。31日には男子90㎏級に本学出身の村尾三四郎選手(体育学部22年度卒?ジャパンエレベーターサービス)、女子70kg級にスペイン代表の角田ロスタント愛選手(体育学部2年次生)が出場します。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。