湘南キャンパスで12月15日に、平塚市内の中学生を対象にした「平塚市民?大学交流スポーツフェスタ」を開催しました。中学生と大学生がスポーツを通じて交流し、生涯スポーツの普及、地域?大学の発展につなげようと本学と平塚市が毎年共催しているものです。
市内の中学生で陸上競技やバスケットボール、バレーボールの練習に励む31校324名が参加しました。開講式のあいさつでは本学スポーツプロモーションセンターの勝田隆次長が、「スポーツはさまざまな人が集まり、勝ったり負けたり、喜んだり悔しがったりする中で、たくさんの感情や学びを得ることが重要です。このイベントを通して、参加者の皆さんと学生がスポーツを楽しみながら学び、新たなつながりをつくってください」と語りました。その後は、本学の陸上競技部や女子バスケットボール部、女子バレーボール部の学生が指導役を務め、競技ごとに練習会を実施。陸上競技では、短距離やハードルなど6種目に分かれて、大学生が日ごろ行っているウォーミングアップやトレーニングメニューを紹介し、バスケットボールとバレーボールでは、さまざまなプレーの基礎練習やミニゲームを行い、実際に学生も練習に混ざりながらアドバイスを送る姿が見られました。
参加した中学生からは、「大学生の皆さんが丁寧に教えてくれました。今までは自分でも気づかなかったくせを指摘してもらった」「教えていただいたトレーニングを普段の練習に取り入れたい」といった感想が聞かれました。学生たちは、「中学生たちが楽しんでいる様子が伝わってきてよかった」「できるだけわかりやすい言葉で伝えることを心がけました。自分たちが日ごろ取り組んでいる内容を教えて、改めて学びになることも多かった」「このイベントを通して、チーム全体の技術向上につなげてくれたらうれしい」と話していました。