札幌キャンパスの理工系学部?大学院の卒業生と教員による同窓会組織「ラベンダー会」が7月20日に、札幌市内で総会?懇親会を開催。本キャンパスの公認団体「Star Divers Club」、「自然科学研究会」、「水族生物展示研究同好会」の学生も参加しました。ラベンダー会では、理工系分野の発展に寄与する活動を行っている学生団体に5万円を上限に活動支援金を助成しており、今年度は自然科学研究会と水族生物展示研究同好会が採択されています。報告会では各団体から活動内容や助成金の使用内容を説明。席上では、同窓会員らから学生団体に対してさらなる支援金も寄せられました。
報告を行った「Star Divers Club」の佐久間陽太さん(生物学部海洋生物科学科3年次生)は、「今年度は助成をいただいていませんが、これまでのご支援へのお礼と今後の活動方針について説明しようと参加させていただきました。コロナ禍でなかなかできていなかったダイビング活動を徐々に再開しており、今年度はさらにライフセービングのサポートや海中清掃なども計画しています。同窓生の皆さんの応援を新しいチャレンジのきっかけにしていきたい」と語りました。また、自然科学研究会の藤渕和夏さん(同)は、「ラベンダー会からのご支援で天体望遠鏡を購入し、新たに天体観測も始めています。活動の幅を広げるとともに、これまで研究会として収集?蓄積してきた生物に関するデータをまとめ図鑑の作成を目指しています。このような会に出席できて、自分たちのやりたいことに関するノウハウも先輩方からお聞きできて、貴重な機会になっています」と話しました。「水族生物展示研究同同好会」の深貝舞智子さん(生物学部生物学科3年次生)は、「多くの人に水族生物の魅力を伝えたいとキャンパス内の水槽で生物を飼育していますが、エサ代などもかかるためラベンダー会からの支援は大変助かっています。自分も卒業したら現役学生を助けられる存在になりたいと思います」と笑顔で語っていました。