bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户では7月22日に湘南キャンパスで、複数専攻制度交流プログラムの修了証書授与式を実施しました。このプログラムは、事業責任者で語学教育センターの山本佳男所長(現?工学部長)が2017年度から文部科学省「大学の世界展開力強化事業」の採択を受けて5年間にわたって展開してきた「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成:主に極東地域の経済発展を目的として」プログラムの成果を継承する取り組みです。修了証書を授与されたのは、ロシアのニキフォロフ?ミハイルさん(ロシア国立研究大学経済高等学校)、ボランバイ?ビハンさん(同)、シマニナ?エカチェリーナさん(極東連邦総合大学)の3名です。春学期「日本語教育特別講座」修了式と同時に開催された授与式には、ロシアからの留学生3名が出席。学長室国際担当の山口滋部長(理学部教授)が修了証書を授与しました。
本プログラムは、一般の学生らと一緒に英語や日本語で実施される授業を受け、単位認定など質の保証を伴ったプログラムで、受講生には高度な日本語能力に加え専門的知識も求められます。ロシアで3年間日本語を学んで参加したというエカチェリーナさんは、「専門である東洋学の研究を続けるモチベーションを得るために受講しました」と動機を話しました。「日常的に日本人の学生や先生たちと話すことで、文法にとどまらない“使える”日本語を体感できました。これを機に、これから考え込まずに日本語を話せるよう、さらに学んでいきたい」とエカチェリーナさん。「日本の文化や社会について学んだことで、経済問題に関心を持つようになりました。帰国したら大学院に進んで経済学を学び、将来は日本語力を生かして日露間で経済関係の仕事をしたいと思います」と抱負を語っています。
また、「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户はロシア語を学ぶ日本人学生も多く、国際的な教育レベルが高いことからこのプログラムに参加しました」と話すミハイルさんは、日本語の文法や日本文化、国際ビジネスなどを研究する7講座を受講。半年間のプログラムを振り返り、「日本人がどのように日本語を学ぶのか関心を持ち、日本語文法に関する研究への興味がいっそう深まりました」と話しました。今後の目標として、「将来はロシア人に日本語を教える教師になりたいので、帰国して大学を卒業した後、あらためて日本の大学に留学し、日本史や日本の古典文学などを研究したいと思います」と話していました。
なお、今年度の秋学期には、ロシア国立研究大学経済高等学校から4人の留学生が複数専攻制度交流プログラムに参加する予定です。