静岡キャンパスでは4月5日に静岡市清水文化会館(マリナート)で、女子硬式野球部創部記者会見を実施しました。プロ野球界では女子チームが発足し、本学園でも2021年度に静岡キャンパス内の付属静岡翔洋高校に女子硬式野球部を創設しています。全国高校女子硬式野球連盟に加盟する学校は64校まで増えた一方、全日本大学女子硬式野球連盟加盟校は16大学にとどまり、高校卒業後に競技を続けられる環境は十分ではないことから、県内では日本大学国際関係学部に続いて2校目、本学全7キャンパスの中では初めての創部に至りました。
会見には1期生8名と、静岡翔洋高女子野球部の監督と兼任する弓桁義雄監督(静岡翔洋高中等部教諭)らが登壇。初めに内田晴久静岡キャンパス長が、「全国の女子硬式野球の盛り上がりを静岡キャンパスで具現化することで、課外活動や地域の活性化につなげていければと考えています。温かいご支援をお願いします」とあいさつしました。続いて弓桁監督が、「静岡翔洋高の女子野球部ができた4年前は、高校の女子野球部は全国で32校でしたが現在では64校に増え、女子野球人口も急激に増えています。高校生の進路先の環境を整えるとともに、自分たちが先頭を切って女子野球を盛り上げていきたい」とコメント。さらに、加藤和美部長(海洋学部准教授)が選手たちを紹介し、鈴木はなキャプテン(人文学部1年次生)は、「8名と少ない人数ですが、明るく元気に活動しています。女子野球の魅力でもある笑顔を忘れずプレーして、応援されるチームをつくっていきたい。切磋琢磨し、高め合い、数多くの大会でよい成績を残していけるように日々努力していきます」と意気込みを語りました。
今後は静岡翔洋高と合同チームを組み、4月14日に蒲原シニアと初めての練習試合に臨むほか、27、28日には「女子野球GIANTS杯福島大会2024」に出場する予定です。