農学教育実習センター技術職員が全国大学附属農場協議会九州地域協議会での教育?研究発表会において最優秀賞を受賞しました

8月27日に沖縄県市町村自治会館(那覇市)で開催されたbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户6年度全国大学附属農場協議会九州地域協議会にて開催された技術職員教育?研究発表会において、農学部農学教育実習センター上級技術員の中野祐志さんが日頃の教育研究活動の成果を発表し、最優秀賞を受賞しました。中野さんは同協議会において、2017年度にも最優秀賞を獲得しており(/ud-agriculture/news/1136/)、2度目の快挙になります。

本発表会は大学農場の技術職員による優れた活動を奨励することなどを目的に毎年開催されているものです。中野さんは「アグリを合言葉に!“福幸”プロジェクト?みんなで創る学びのフィールド?」という演題で、阿蘇くまもと臨空キャンパスが完成するまでの2020年から2023年までの4年間において、学生とともに新キャンパスの農場を創造してきた活動の概要と成果について発表しました。

このプロジェクトは「農ある仲間 土ほぐす福幸プロジェクト」と題され、新キャンパスの開設にあたり、学生と教職員が一体となって実習教育基盤となる農場を創り上げていこうと中野さんら農学教育実習センターの技術職員が中心に企画されたものです(/news-campus/18168/)。また当時の在学生の内、新キャンパスを利用することなく卒業する学年においても、新キャンパス建設に想い出を作ってもらう狙いもありました。そこで、新農場となる畑の土作りを兼ねて油糧用(油を絞るため)のヒマワリを栽培し、生産したオイルの製品化を目指した学生参加型の活動を実践してきました(/news-campus/25690/)。

審査では、新キャンパス開設に伴う諸問題を創造的な活動で解決するポジティブな取り組み姿勢、学生の主体性を育む実践的内容、プロジェクトのネーミングや種まきとストレッチ体操を組み合わせたユニークな取り組みなどが高く評価されていました。また、これらの取り組みが、地域とのつながりや大学広報に結び着いている点にも大きく注目されていました。