文理融合学部人間情報工学科では11月3日に、熊本キャンパスで「第2回欅祭プログラミングコンテスト」を開催しました。2011年ごろまで当時の産業工学部電子知能システム工学科が行っていたこのコンテストを、文理融合学部人間情報工学科の藤本邦昭教授と清田英夫教授が中心となり本学科主催のイベントとして昨年度から復活させたものです。応募作品のジャンルは問わず、熊本県内の高校生や大学生から3作品のエントリーがありました。
当日は、私立開新高校の松岡拓未さん(3年)、文理融合学部の今野丈太郎さん(2年次生)と濵田翼さん(3年次生)が、パワーポイントを用いてオリジナルのプログラミング作品開発の経緯や仕組み、工夫したポイントを紹介。作品が動作する様子を撮影した動画や実演も交えながらアピールしました。藤本教授と清田教授、熊本県内のIT関連企業の関係者らによる審査の結果、「ネットワーク電波時計」を制作した松岡さんの作品が最優秀賞に選ばれました。
松岡さんは、「このようなコンテストへは初めての挑戦で緊張しましたが、試行錯誤して制作した作品を最優秀賞に選んでいただき自信になりました。来年度、人間情報工学科に入学する予定なので、今後も学びを深めていきたいです」とコメント。清田教授は、「プログラミング未経験の参加者もおり、プログラミングを始めるきっかけとなる機会を提供できてよかったです。作品のジャンルもバラエティに富んでいて、それぞれが興味のある分野を追求していると感じました。発表を聞いていてとても面白かったです」と語りました。
なお、発表者の氏名と発表タイトルは以下の通りです。
▽最優秀賞
?松岡拓未さん(私立開新高校3年)「ネットワーク電波時計」
▽優秀賞
?今野丈太郎さん(文理融合学部2年次生)「バス予約システムの作成」
?濵田翼さん(文理融合学部3年次生)「DSPを用いたLED光通信による音の伝送」