デザイン文化学科が「2024年度 卒業研究作品展 ~そして、つづく~」を開催しました

国際文化学部デザイン文化学科では2月7日から9日まで、札幌市民交流プラザで「2024年度 卒業研究作品展 ~そして、つづく~」を開催しました。本学科は、2021年4月の入学生を最後に学生の募集を停止しており、今春卒業を迎える4年次生が最後の卒業生となります。今回の作品展は、4年次生が本学での学びの集大成として取り組んだ卒業研究作品を多くの皆さまにご覧いただこうと企画。学生実行委員会を組織し、昨年4月ごろから準備を進めてきました。学生が考案した作品展のキャッチコピー「そして、つづく」には、卒業後の未来に希望を抱き、新たな物語がこの作品展から始まるという意味を込めました。昨年12月9日から1月24日までは札幌キャンパス内で「学内展」も開き、好評を博しました。

会期中は、「プロダクトデザイン系」「グラフィックデザイン系」「建築系」の3系統に分かれ、同プラザの1階と2階の2カ所に個性豊かな作品45点を展示しました。実行委員会のメンバーで会場レイアウトを担当した桑原祐斗さんは、「限りあるスペースにグラフィックデザインと、分野が近いメディアデザインからプロダクト、空間と来場者の方ができるだけ違和感なく各分野の作品を鑑賞できるよう配置を工夫しました。インパクトのある展示にできたと思います」と話します。会場では、オリジナルの家具や、心に重荷を抱えた子どもたちが集団生活を通じて自分を取り戻す場所として計画した「住まい」の模型などが並び、行き交う市民の方たちが足を止めて、学生たちの力作に見入る姿が見られました。

実際に街中で見つけた落とし物から落とし主を推測するなど独特の視点でつづった冊子で「デザイン文化学科賞」に選ばれた実行委員会副委員長の加藤櫻さんは、「作品自体にはあまり意味を持たせないようにしつつ、卒業後はグラフィックデザインの道に進む自分の作りたいものを作りました。作品制作の経緯を説明する中で来場者の方からたくさん関心を持っていただけてうれしい」と笑顔。実行委員長を務め、オリジナル家具ブランド「MOI」を計画し、テーブルや椅子など多くの手作り家具が注目を集めた星野聖さんは、「デザイン文化学科では1年次生のころから“椅子を作りたい”など自分のやりたいことに挑戦させてもらいました。これまでの経験を生かした集大成となる作品展に想像以上に多くの人に来ていただき、とてもうれしく感じています」と語りました。学生たちは、「デザイン文化学科は今年度で終わりますが、私たちの将来はこれからも続き、札幌キャンパスでの学生の学びも継続していきます。今までの先輩方も含めて学科生が取り組んできた成果を、札幌キャンパスで学ぶ後輩たちにつなぐ一つの物語として表現できました」と充実した表情を見せていました。