To-Collaboプログラムのイベント「電子工作教室」を開催しました

高輪キャンパスでは8月7日に、地域の小学生を対象としたイベント「電子工作教室」を開催しました。本キャンパスでは2016年度 To-Collaboプログラムの地域志向教育研究経費に採択された「世代を超えた知の共有を目指した地域連動型教育プログラムの構築」(代表:崔一英高輪教養教育センター教授)に取り組んでいます。このイベントはその一環で、子どもたちに簡単な電子工作を通してものづくりの楽しさを知ってもらうことを目的に開いたものです。
当日は、近隣の小学生や保護者8名が参加。情報通信学部組込みソフトウェア工学科の福原雅朗講師の研究室に所属する学生3名が中心となって指導し、防犯ブザーづくりに挑戦しました。学生たちは、ブザーが鳴る仕組みや組み立て方などを丁寧に説明。部品を組み立てる工程では、はんだ付けなども指導しました。子どもたちにとっては初めの体験で、最初はおそるおそるはんだごてを扱っていましたが、学生の指導で防犯ブザーが完成して実際に音が鳴ると、歓声がわいていました。
中心となって準備をしてきた勝守真子さん(4年次生)は、「参加者募集に難航したり、製作で使用する部品が予定通りに集められなかったりと準備が大変でしたが、工作教室当日は全員が無事に防犯ブザーを作ることができよかったです。参加者だけでなく、私たちも一緒に楽しく充実した時間を過ごすことができました」と話しています。

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