代々木学生会に所属する観光学部の学生3名が、3月7、8日に熊本キャンパスを訪問しました。これは熊本?阿蘇の両学生会と交流を深め、協力体制の構築や共同事業の実施に向けた意見交換を目的に毎年実施しているものです。
7日は、はじめに熊本県嘉島町の「松前重義記念館」を訪れました。学園の創立者?松前重義博士の生家を見学し、学園の歴史などに触れました。午後に熊本キャンパスへ到着すると、熊本?阿蘇の両学生会と意見交換会を実施。代々木学生会の手塚英之さん(2年次生)は、「お互い学生会が代替わりしてすぐだったので、今年度1年間どう運営していくかを中心に話し合ったほか、代々木ではチャレンジセンターユニークプロジェクトの『よょさんぽ』と連携して地域交流を実施することが多いので、これまでの企画や運営方法などが今後の参考になればと思い紹介しました。また、熊本キャンパスには観光ビジネス学科があるので観光学の授業でどんな内容を学んでいるかも話題にのぼりました。いつか授業でも連携していけたら面白いなと思います」と振り返ります。
翌8日には、農学部応用植物科学科の村田達郎教授の研究室を訪ね、キャンパス間をつなぐ取り組みとして毎年代々木キャンパスへ贈っていただいているサツマイモの品種についての講義を受けました。代々木学生会の鹿島渚さん(同)は、「代々木キャンパスでは4号館の屋外庭園で育てる予定なので、都心の校舎で育てる場合の植え方や水やりなどを教えていただきました。農作業の経験はありませんが、農学を専攻していない私たちにも分かりやすく説明していただいたのでしっかり育てます」と意気込みます。サツマイモの苗は5~6月ごろ代々木キャンパスに届き、11月に開催される建学祭で地域の子どもたちと収穫する予定です。
※学年は熊本キャンパス訪問当時