国際文化学部国際コミュニケーション学科が12月17日に札幌キャンパスのインターナショナルラウンジで、アメリカ文化を体験する英語プログラム「クリスマスカフェ」を開催しました。アメリカ出身で本学科のディーン エリック スティーブン准教授が、在札幌米国総領事館の助成(助成金名:Small Grants Program for Leading English Discussion Groups in Sapporo, Japan)や公益財団法人 札幌国際プラザの協力を受け、さまざまなゲームやディスカッション、アクティビティを通して、アメリカの文化や伝統、歴史について楽しく学べる英語レッスンシリーズ「EXPLORING AMERICAN CULTURE」の2回目(全12回)として実施したものです。ディーン准教授が担当する本学科の授業科目「インターンシップB」を履修する学生も運営の補助として参加。本学科の教員と学生、卒業生、札幌市在住の子どもたちやその保護者ら約40名が参加しました。
当日は、ディーン准教授と学生の司会進行で、まず学生と子どもたちをはじめ大人の参加者が混ざったテーブルごとに英語でディスカッションし、「What do you want for Christmas?(クリスマスに欲しいものは?)」「What is your best Christmas memory?(クリスマスの一番の思い出は?)」と質問し合いながらアイスブレイク。続いて、クリスマスに関するクイズに協力して回答し、ディーン准教授によるクリスマスの起源やアメリカでのクリスマスの過ごし方などについての解説も行いました。さらに、クリスマスにちなんだ英単語を使ったビンゴや、全員で輪になってプレゼント交換ゲームも行い、アメリカ文化への理解を深めました。 運営スタッフとして記録係を務めた中国出身の方飛(ホウ ヒ)さん(国際文化学部国際コミュニケーション学科2年次生)は、「イベントを通じて学生は皆、自分の役割をしっかりと果たせていて、子どもたちと楽しい雰囲気でクリスマス文化を学ぶ機会になりました」と話し、台湾出身で司会進行役の揚子儀(ヨウ シギ)さん(同)は、「司会は少し緊張しましたが、人前で話すことは将来社会に出た時に必要なスキルなので、こういった機会に経験できてよかったと思います」と充実した表情を見せていました。ディーン准教授は、「インターンシップBを履修する学生たちは普段からアメリカ文化を学んでおり、EXPLORING AMERICAN CULTUREの取り組みはその学びの成果を発揮する機会にもなっています。今回は卒業生も多く参加してくれて、子どもからお年寄りまで幅広い年代が一緒になって幸せな時間を過ごせました。このプログラムは2年計画で全12回を予定していて、今後も札幌キャンパスで開くイベントでは学生たちと多くの人に楽しんでもらえる企画を考えていきます」と話していました。