国際文化学部地域創造学科では、4月15日に札幌市?どうぎんカーリングスタジアムと札幌オリンピックミュージアムで新入生研修会を実施しました。本学科では、「オリンピック教育」の下地づくりと学びの方向性の理解促進を目的に同研修会を実施しています。今回は、カーリング体験を実施したほか、オリンピックミュージアムで五輪開催の意義や問題点についても学びました。
当日は、約100名の新入生が参加。どうぎんカーリングスタジムでは、札幌カーリング協会の指導員から座学で同競技の歴史やルールを学び、レッスンを受けました。リンクに降りた学生たちは、片足がよく滑るソール、もう一方には滑り止めがついたカーリングシューズに苦戦する場面も見られましたが、約1時間の指導を受け、最終的にはミニゲームにも挑戦しました。また、オリンピックミュージアムでは、本学卒業生の学芸員の案内で、1972年に開催された札幌五輪で実際に選手が着用したユニフォームや授与されたメダルなどを見て回ったほか、ヴァーチャルリアリティ(VR)を使ってウィンタースポーツを体感できるパビリオンを回りました。
参加した新入生の佐藤 楓奏さん(国際文化学部地域創造学科1年次生)は「オリンピックミュージアムでは本物の金メダルにも触ることができ、講演を通じて今まで知らなかったオリンピックの歴史を新たに知ることができました。私は大学在学中に小学生を対象としたスポーツイベントを実施したいと考えています。今回学んだことを活かし、スポーツの素晴らしさを小学生に伝えたいです」と今後の意気込みを語っていました。