9月1日(金)、阿蘇くまもと臨空キャンパスで熊本県立熊本西高等学校(熊本市西区)の1年次生徒約300名を対象とした西高アカデミックインターンシップ(略称:NAIS)が開催されました。このプログラムは、同校の生徒が県内の大学や専門学校の授業を体験し、将来の進路決定に役立てることを目的にしており、本学では文理融合学部と農学部の6学科、そして九州看護福祉大学の2学科の教員が、模擬授業や模擬実験を行いました。
生徒たちは8つのグループに分かれて、希望する学科ごとのテーマを受講するとともに、キャンパス内の散策などを通じて、学部学科の学習内容やや大学の特長を学びました。本学の6学科が実施した模擬講義?模擬実験のタイトルは以下のとおりです。
?「日本人はいかにして世界から信用を獲得したか?」(文理融合学部 経営学科)
講師:萩野 誠 教授
?「地域社会を築く市民としてのわたしたち」(文理融合学部 地域社会科)
講師:山田 一隆 教授
?「地域の自然環境を守る~将来にわたる地下水利用のために」(文理融合学部 人間情報工学科)
講師:天野 弘基 助教
?「補欠からの大逆転!コシヒカリの話~植物の品種改良~」(農学部 農学科)
講師:増田 優 講師
?「動物の行動とアニマルウェルフェア 農用動物から動物園動物まで」(農学部 動物科学科)
講師:伊藤 秀一 教授
?「食品のはたらきのサイエンス:お茶ポリフェノールの測定」(農学部 食生命科学科)
講師:安田 伸 教授
このような高大連携プログラムを通じて高等学校と大学が協力し連携することにより、教育の質の向上や生徒の進路選択に有益な情報を提供できるものと期待されます。