10月11日(水)~13日(金)に幕張メッセで行われた「第13回 農業WEEK」に農学部動物科学科の伊藤秀一教授が参加し、12日(木)の畜産セミナーにおいて講演を行いました。
テーマは、「畜産業全般に関わるアニマルウェルフェアの現状と課題」
当日の講演では、アニマルウェルフェア(以下、AW)とはどのようなものであるか解説がなされ、AWに配慮した飼育管理に関係する研究の紹介が行われました。
AWとは、動物のストレスに配慮した取り扱いを指す言葉で、EUの飼育管理法の法整備を皮切りに世界的な流れとなっています。日本においても農林水産省が指針をまとめることを発表するなど、日本国内でも関心が高まっています。
阿蘇くまもと臨空キャンパスでは、ストレスや苦痛の少ない飼育環境を行うため、AWに配慮した飼育管理ができる畜舎を設けています。また、日本における家畜管理の現状と世界の飼育管理について学ぶことができます。
今年度の農業WEEKは、5月にグランメッセ熊本、10月に幕張メッセで行われました。
2024年も同会場にて開催が決まっております。ご興味のある方は以下のサイトをご覧ください。